Excel応用「金型設計で使える」重量計算機の作成方法【初心者向け】

セルをカスタマイズしよう

先程作成した計算機は、問題なく機能すると思います

しかし、セルのレイアウトを変更したいなぁ~って時に

数値のセルと単位のセルが別になっている事で

それぞれ手を加える事になったり

同じ文字や数値の入力作業を繰り返す事が

なんかメンドクサイ(-。-)y-゜゜゜

そこで、「Excel」の機能を活用して

見た目スッキリで、作業を簡略化させる機能を

紹介させて頂きます(・ω・)ノ

中編-1限目:セルの書式設定を使おう

各セルには表示の仕方を設定する機能があります

これを設定する事で

同じセルに数値と単位を一緒に表示させる事が出来ます

参考記事→「Excel 機能「 セルの書式設定 」表示形式のユーザー設定

今回の作業手順は・・・

エクセル セルの書式設定

①変更したいセル「B1」を選択して右クリック

②メニューの中から「セルの書式設定」を選択

エクセル セルの書式設定

③設定フォームの分類から「ユーザー定義」を選択

④種類のところで「0.0″mm”」と入力

⑤セル「B1」「B2」も同様に変更

⑥セル「B6」は設定フォームの種類に「0.00″kg”」と入力

エクセル セルの書式設定

この様に同じセル内に単位が入りました

中編-2限目:データの入力規則を使おう

材料の種類は沢山ありますが、使う物は限られていると思います

仮に、鋼材とアルミだけを使う場合

材料のセルを毎回キーボードで入力するのって手間ですよね?

そこで、入力方法をどの様にするかを設定する機能を使い

用意された選択肢から選んだ文字をセルに入力させる機能を追加します

参考記事→「Excel 機能「 データの入力規則 」ドロップダウンリスト作成

今回の作業手順は・・・

エクセル データの入力書式

①設定したいセル「B4」を選択

②上のメニューバー「データ」の中の「データの入力規則」を選択

エクセル データの入力書式

③設定フォームの入力値の種類で「リスト」を選択

④元の値のところで「鋼鉄,アルミ」と入力

エクセル データの入力書式

設定後にセルを選択すると小さい逆三角形が出るので

こちらをクリックするとリストから選択して入力する事が可能となります

つまり、マウス操作のみで文字の入力をする事が可能となるわけです

ある程度決まった選択肢の中から文字を入力する場合は

色々なところでこの機能を組み込んでおくと良いでしょう( `ー´)ノ

中編-3限目:エクセル関数~IF~を使おう

材料によって比重が変わるのはお解りの事でしょう(´-ω-)

しかし、いちいち比重のセルを入力するのは手間だし

頭の悪い僕はあれもこれも覚えてられません( 一一)

そこで、セルに入力された材料の比重を

自動的に入力する機能を組み込みます

言葉で表すと・・・

もし、B4セルが鋼鉄だったら比重は7.87

違っていた場合にもしB4セルがアルミだったら2.7

それも違う場合は材料未選択を表示する

エクセル 関数 IF

Excel関数としてはIF(英語でもしも)文を使って

=IF(B4=”鋼鉄”,7.87,IF(B4=”アルミ”,2.7,”材料未選択”))

となります。

ちなみに「IF」の使い方については別のブログで解説しています。

参考記事→「Excel関数「IF」結果に応じて指定された値を返す【使用例3ステップ】

こちらのブログで確認して下さい(・ω・)ノ

エクセル 関数 IF エクセル 関数 IF

完成しました(*’▽’)

リストを選択すると瞬時に比重が入力されます

セルの書式設定、データの入力規則、関数、

Excelの機能を覚えるとこんな事が出来る様になりますよ

一旦休憩しましょう ^^) _旦~~

コメント

タイトルとURLをコピーしました