「自動車の維持費を節約」のやり方【ディーラーに全てお任せはダメ!】

自動車ディーラー

ママ
ママ
  1. 自動車ディーラーの方が安心なんだけど高い。
  2. 自動車の維持費をどうにか抑えられないかな?
  3. 自分で出来る事があれば知りたい!

こんな悩みを解決します。

最後まで読んで頂き、実践して、ここへ来なくなった暁には、

あなたはスキルアップしている事でしょう。

さて、この記事の題目は

「自動車の維持費を節約」のやり方【ディーラーに全てお任せはダメ!】
アメビン
アメビン

このサイトを運営している私は、

製造業での設計歴20年以上のエンジニアです。

技術や日常生活についての情報も発信しております。

「自動車の維持費を節約」ってどうなの?

自動車ディーラー」は高い!という話を聞きますが

私は初めて自動車を買った時から、ディーラーのメンテナンスパッケージを付け

自分で整備するのもよくわからないし、めんどくさがりなので

部品交換も勧められたら通りに、全部お任せでやってきました。

知っている人からすれば、余分な費用払って・・・と思うかもしれませんが

私の様に、車の事はよくわからないから全部お任せ!

という方も多いかもしれません。

逆に、めんどくさがりの人がメンテナンスパッケージを外したら

オイル交換は忘れ、タイヤもそのまま、バッテリーも使い続ける

こんな感じに自分で管理する事を忘れてしまった場合

突然故障するというリスクが高くなります。

 

留意点としては、自分で整備出来るかというところになり

自信のない方は、メンテナンスパッケージを付けるのが無難と思いますが

独身であればまだしも、結婚して家庭を持つ様になると

この様な費用は、家計にとって痛いところであります。

そこで、今回は「自動車ディーラー」のサービスを利用しつつ

費用を抑える方法を紹介させて頂きます。

 

※個人の意見です

 

 

1限目「自動車ディーラー」のメリット

まずは「自動車ディーラー」のメリットは何か考えてみましょう。

メンテナンスパッケージを利用していれば、費用の先払いではありますが・・・

・点検時期が近くなるとお知らせが届くので忘れない

・エンジンオイル&フィルター交換

・ワイパーのラバー交換

・タイヤ残り溝チェック

・バッテリーチェック

・ブレーキ残量(12ヵ月法定点検時)

・タイヤ交換(12ヵ月法定点検時)

・洗車

パッケージの内容によりますが、以上が無料となっている項目です。

自動車ディーラー

コチラが請求書になりますが、整備代は発生しません。

 

2限目【ディーラーに全てお任せはダメ!】タイヤの付替え

タイヤ交換は12ヵ月法定点検時は同時作業という事で無料の交換をしてくれます。

我が家の場合は、2台共に冬場が車検月となっているので、

このタイミングを利用して冬タイヤに交換してもらっています。

 

ちなみにタイヤ付替えの工賃は、安くても500円~かかります。

費用の改善前のタイヤ交換は、ガソリンスタンドでやっていたので、

3000円~4000円は払っていましたが、

ディーラーではもっと費用がかかるかもしれません。

よって、車の購入時期をタイヤ交換の季節に合わせる

という技が、費用を抑えるのに有効であると言えます。

 

次に、冬場はディーラーで無料付替えをしたとして、

夏タイヤの付替えはどうするのか?

と考えたところ、自分で交換してみるという結果になり、

工具を揃えました。

自動車ディーラー

左から、「軍手」「輪留め」「クロスレンチ」「油圧式ジャッキ」「トルクレンチ

全部揃えても1万円いかないくらいで揃います。

つまり、この初期投資をして2回タイヤ交換をすれば、

ガソリンスタンドでのタイヤ交換費用は回収出来る

という事になります。

 

※要注意

油圧式ジャッキ」については、重大な事故になる可能性があるので

自動車の重量を確認して、余裕のある物を選定して下さい。

 

 

その他、交換する際に気を付ける事としては

自動車ディーラー

万が一、作業中に車が転がってしまわないように「輪留め」を忘れずに。

 

タイヤ付替え

ジャッキアップポイントが決まっているので、凹みがあるこの部分を使用する事。

かなりの重量が持ち上げた部分にかかるので、間違うと曲がったり潰れたりします。

自動車の説明書にも記載がありますのでご確認を。

 

タイヤ付替え

純正品と別購入したタイヤでは、ナット先端のすり鉢形状が違うので

ホイールに合ったナットを使用する事

付けば何でも良いという事ではありません。

 

タイヤ付替え

ナットを締める順番はバランスよく、1ヶ所締めたら対角にあるナットを締める。

写真は5点なので正確には対角でありませんが、星を描くのをイメージして下さい。

この時点ではしっかり締めないで下さい。

 

タイヤ付替え

締めつけの仕上げは「トルクレンチ」を使用します。

これは、一定の負荷がかかると「カッチャン」と鳴り、もういいよと教えてくれる工具です。

ナットもただ締め付ければいいという事ではなく、適度な締めつけ具合というのがあります。

力の加減には人によってバラツキがありますので「トルクレンチ」を使う事で

誰がやっても同じ力加減で、ナットを締めつける事が出来ます。

 

 

トルクレンチ」の箱にはトルク値の例がありますので参考にして設定して下さい。

タイヤ付替え

ちなみに単位のN・mは「ニュートン」と呼びますが

有名な物理学者「ニュートン」にちなんでいます。

 

付替え後の目安としては100km走行したら「増し締め」という作業があります。

再度「トルクレンチ」を使い、ナットの締めつけを確認する作業です。

付替え時は、一定のタイヤの位置で作業しているので

走行する事でタイヤの位置がようやく定まります。

その際にナットにわずかな隙間が発生するという理屈です。

走行中にタイヤが外れて飛んでいってたら大変なので

安全確認という事で忘れない様にしましょう。

 

3限目【ディーラーに全てお任せはダメ!】タイヤの交換

タイヤは摩耗する消耗品です。

メンテナンスパッケージの作業内容に、タイヤ残り溝が記載されていましたが

残りが少ないと、スタッフが教えてくれます。

これを放置し続けると、タイヤが破裂する「バースト」の発生リスクが高まります。

高速道路でこんな事があったらと思うとぞっとしますよね・・・

しかし、スタッフに交換を勧められても、その場で交換せずに一旦帰宅しましょう。

ガソリンスタンドでも同様です。

 

タイヤ交換については

ネット購入をしてタイヤ交換専門店に持込む方法に変更しました。

メリットとしては、タイヤの選択肢が多くてメーカーや価格の比較が出来る事。

ディーラーも、ガソリンスタンドも商売ですから

タイヤの選定からお任せすると、非常に高いです。

同じタイヤがネット販売では半値くらいで売っていた事もありました。

そんなの知ったら損した気分になりますよね?

とにかく部品を自分で調達する事で、費用はかなり減らす事ができます。

 

タントカスタム」の費用例ですと

新品タイヤ:国産タイヤ(165/55/R15)で4本≒20000円(送料無料)

タイヤ交換専門店:タイヤ・バルブ交換・廃棄料が込々で≒5500円

合計≒25000円となります。

国産タイヤが1本5000円となっていますが。

ヨコハマ、トーヨー、グッドイヤーがこの価格帯になっています。

違いがわからないけど、国産がいい!のであれば、狙い目ではないでしょうか。

又、検索するタイミングでこの3社で一番安売りしているショップが違うので

毎回メーカーが入れ替わってを数年やっていますが、特に問題もありません。

 

さらに、どこ産でもいいからとにかく安くと考えるのであれば

1本3000円~ありますが、品質的にはそれなりにと思っていた方がいいみたいです。

費用を抑えたいのに、購入頻度が増えてしまっては意味がありません。

 

VOXY」の費用例について

新品タイヤ:国産タイヤ(205/60/R16)で4本≒32000円(送料無料)

タイヤ交換専門店:タイヤ・バルブ交換・廃棄料が込々で≒6000円

合計≒38000円となります。

国産タイヤが1本8000円となっていますが

考え方はタントの例と同じ感じです。

又、どこ産でもいい場合は1本4000円~あります。

 

ちなみに、ここでいうタイヤ交換専門店というのは、タイヤ交換に特化したお店です。

↓作業内容や料金の詳細を参考にして下さい。

持ち込みタイヤ交換専門店・フジサワ

 

以上で、ネット購入とタイヤ交換専門店を利用する方法で、数万円の違いが出てきました。

あとタイヤ交換もタイヤ付替えと同じく「増し締め」をお忘れなく!

 

4限目【ディーラーに全てお任せはダメ!】バッテリーの交換

バッテリーも消耗品で、3年が目安と言われています。

新車で購入したとはいえ、数年経つと能力が低下するので

点検してくれた整備士の方から、バッテリーが弱っているので交換を勧められます。

バッテリー交換

余裕は持っている設定であるとは思いますが、バッテリー能力0%という評価です。

交換しないとエンジンがかからない様な状況でなければ

こちらも、その場で交換せずに一旦帰宅しましょう。

ガソリンスタンドでも同様です。

 

タントカスタム」の例ですが、バッテリー交換の費用を聞いたところ

30000円くらいですねと言われました・・・突然この金額は痛いですよね。

 

バッテリー交換については

ネット購入をして、交換だけをプロにお願いする方法にしました。

まずは、車検証等で車の型式を確認しておきます。

我が家のタントカスタムはは「DBA-LA600S」でした。

あとはボンネットを開けて、バッテリー形式も確認します。

バッテリー交換

アイドリングストップ専用「M-42」となっています。

次に、適合するバッテリーを検索します。

検索ワードは「タント(車名) 適合バッテリー」ですぐに見つかると思います。

自分の車の「型式」と「適合バッテリー形式」を確認します。

DBA-LA600S」は「M-42」という形式が適合バッテリーとなっていたので

情報が一致している事がわかりました。

 

次に「カーバッテリー おすすめ」を検索します。

ここでは、ランキングに何度も登場した「パナソニック」の「カオス」を選びました。

大容量で長持ちするという高水準で、カーオーディオの音質も変わるとか。

 

さて、メーカーが決まったら、今回の例では

パナソニックカーバッテリー バッテリー適合検索

のサイトへ行き、検索ワードに車の型式を入力します。

選択肢が絞られると思うので、自分の車の「型式」を一覧から探します。

候補が複数ある場合は、さらに絞り込む事も可能です。

見つかったら、先に調べておいた「適合バッテリー形式」と同じか確認して下さい。

同じであれば「適合バッテリー形式」の青文字がリンクになっているので

クリックをすれば、パナソニックのバッテリー品番がわかります。

 

今回の例では「DBA-LA600S」を検索して

M-42」のバッテリー形式を確認して、それをクリックすると

カオス」の「N-M65/A3」と「サークラ」の「N-M55/CR・N-M42/CR」が

適合商品として表示されました。

 

次にネットショップでバッテリーを検索します。

検索ワードはパナソニックの品番「N-M65/A3」だけでOKです。

 

 

値段は7500円(送料無料)程度です。

こちらをディーラーへ持ち込み交換してもらいます。

バッテリー交換

不要なバッテリーは廃棄料がかかりますが、工賃も含めて3300円です。

合計で10800円で良質は新品バッテリーの交換が出来ました。

ディーラー価格から20000円近くの費用を削減した事になります。

そのままお願いしてたら・・・という金額ですよね。

 

バッテリー交換

タントカスタム」に「カオス」のバッテリー装着後のエンジンルームです。

青いバッテリーは目立ちますね。

 

VOXY」も同様に作業して

バッテリー交換

型式「DBA-ZRR80W」、適合バッテリー形式が「S-85

カオス」であれば「N-S115/A3」が適合という事でした。

 

 

値段は18700円(送料無料)で購入しました。

 

ネットショップによっては、交換する不要なバッテリーを無料回収してくれます。

着払いの伝票が付いてくるので、古い方のバッテリーは

カオス」の箱に入れて、送り返すだけです。

バッテリー交換

タントの時より500円安い、2800円で済みました。

つまり、ディーラーのバッテリー交換の最低工賃がこちらになります。

以上で「VOXY」に「カオス」のバッテリーを搭載する費用は

合計21500円となります。

 

さらに、自分でバッテリー交換をして、この2800円を削減する方法があります。

バッテリー交換

但し、そのままバッテリーを外すと、電子機器がリセットされてしまうので

バッテリーを外している間の電源供給する、「メモリーバックアップ

というツールが必要となります。

 

恥ずかしながら、こちらのツールを買って、作業動画も色々見ましたが

アイドリングストップの場合は失敗すると大変という事で

2800円ならプロに頼んだ方がいいかなという感じもあり

失敗のリスクに怯えて、まだ開封もしておりません。

 

 

ツール自体は1000円程度で、高くありませんので

興味のある方はチャレンジしてみて下さい。

感電する恐れもありますので、作業する際は十分に気を付けましょう。

 

5限目【ディーラーに全てお任せはダメ!】ブレーキパッドの交換

次に「ブレーキパッド」という消耗品についてです。

タイヤの取付部には「ディスクローター」という円盤があり

ブレーキを踏む事で「ブレーキパッド」がその円盤に押し付けられて

摩擦の抵抗で減速する仕組みとなっています。

つまり、ブレーキを使えば使うほど「ブレーキパッド」はすり減っていきます。

これを放置しているとブレーキが効かなくなり

ディスクローター」まで削れてしまい、さらなる整備代が増えます。

又、重大な事故に繋がりますので、時期が来たら必ず交換しましょう

ブレーキパッド

この点検内容のブレーキ残量が「ブレーキパッド」の状態を表しています。

新品が10mmで、5mmを下回ったら交換を検討し

4mm以下になったら交換時期、2mm以下は早急に交換という事です。

又、消耗する速度の目安としては「1万kmで1mm減る」と覚えておきましょう

実際に車の走行距離がこの時点で約56000kmだったので納得出来ます。

 

当然ながら4mm以下なので、交換を勧められました。

計算上はあと2万km(残り2mmになるまで)は走れるのと

交換は15000円くらいという話でした。

この車は殆ど通勤のみの使用で、職場まで往復20km未満

年間走行距離が5000km程度なので、焦る事なく考えたところ

バッテリーみたいに「ブレーキパッド」持ち込みで交換できないのかと思い

確認したら可能で、工賃は5000円~6000円くらいでした。

 

早速ネットショップを検索したら「タントカスタム」適合の

ブレーキパッド」を発見しました。

 

 

約6000円で購入したので、工賃と合わせて約12000円と

ディーラー価格から3000円程度の費用を削減した事になります。

 

ブレーキパッド」を購入する際には、車検証の情報を連絡して

適合しているか調べてくれるショップがありますので

必ず確認してから購入しましょう。

 

6限目「自動車ディーラー」点検の待ち時間

点検は30分~1時間程度、店舗で待つ事になります。

自動車ディーラー

ドリンクのサービスもありますので、気長に待ちましょう。

 

又、子供連れの方はキッズコーナーもあり、お菓子の詰め合わせが貰えたりもします。

自動車ディーラー

お菓子が貰えるので、点検の時は子供がいつも一緒ですね。

 

この様に、サービスは充実していると思います。

 

「自動車の維持費を節約」のやり方【ディーラーに全てお任せはダメ!】まとめ

自動車ディーラー」のサービスを利用しつつ、費用を抑える方法は

・部品を自分で調達する

・自分で出来る作業範囲を広げる

・安い専門業者を利用する

 

又、突然の出費で困らない様に、点検内容を理解しておき

部品交換時期の予定を立てておくとよいでしょう。

以上となります。

 

調べてみると、工賃より部品調達の費用で
かなり削減できる事が解ったよ。

数万円も違うなんて、知らなきゃ損だけど
プロの作業で安心も欲しいから、バランスが大事だね
ありがとう!

これで悩みが解決し、一つ成長しました。

最後までご観覧頂きありがとうございました!


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