やさしいビジネス解説「コアコンピタンスとケイパビリティ」について学ぶ

コアコンピタンス

 

女の子が打合せ中に
コア コンピタンス」の意味を知らなくて
スマホでコッソリ調べていたら
皆に笑われてしまうというCM観たのですが
どういう意味なのでしょうか?

「横文字だらけの~打合せ~知ったかぶり~で恥をかく~」ってやつね
CMでは笑われてしまっていた様だけど
知っている人の方が少ない気もするよ。

 

どうも!アメビンです。

若手社会人が仕事で悩んでいる様子です。

 

「コア コンピタンス」って何?

最初に、「コア コンピタンス」とは、英語では「Core competence

Core」は中核、「competence」は能力なので

中核の能力」を意味します。

 

最近では保険の窓口のCMで、指原莉乃さんが演じるOLが

コア コンピタンス」について「そうですよね~」と知ったかぶりしてしまい

テーブルの下でスマホ検索をしていたら、隣の女子に見つかり

恥をかくというCMでも使われていました。

 

それでは、解いていきましょう。

※これは個人の見解です。

 

 

「コア コンピタンス」の条件

今回の、「コア コンピタンス」はゲイリー・ハメルさんとプラハラードさんの概念で

「顧客の利益となる、他社に真似できない中核の能力」と表します。

そして、これには3つの条件を満たす事が必要です。

顧客の利益となる

他社が真似する事が難しい

幅広く使う事が出来る

 

具体例としては

ホンダのエンジン技術は、自動車、オートバイ、農業機械、等で幅広く使われている

シャープの液晶ディスプレイ技術は、テレビ、電子辞書、スマートフォン、等で幅広く使われている

そしてこれらは、顧客に利益をもたらし真似する事が難しいという事です。

この様に、3つの条件が揃っているのが「コア コンピタンス」となります。

 

「ケイパビリティ」について

能力を意味する言葉では「ケイパビリティ」(英語で「Capability」)という言葉もあります。

こちらは才能という意味でもあり、組織自体の能力才能という事を意味します。

 

コア コンピタンス」はモノや技術というイメージでしたが

ケイパビリティ」は、商品やサービスにおいての「QCDF

Quality(品質)

Cost(価格)

Delivery(納期)

Flexibility(柔軟性)

の水準が高いか低いか、言い換えれば

組織の人材や機能が優れているかどうかと言えるでしょう。

 

「VRIO分析」について

コア コンピタンス」や「ケイパビリティ」は、企業の競争力に影響します。

そして、この競争力を分析する事が出来るツールとして

Value(経済価値)

Rarity(希少性)

Imitability(模倣困難性)

Organization(組織)

の頭文字を取った「VRIO分析」というものもあります。

こちらの詳細は、またの機会に紹介させて頂きます。

 

ところで「モヤモヤソング」は誰?

脱線しますが、CMで使われている曲「モヤモヤソング」ですが

あの独特な歌声は福島節さんというシンガーソングライターの方です。

CMへの楽曲提供や、音楽プロデューサーとしてご活躍されており

日清のどん兵衛CM」の歌は、誰もが聞いた事があるのではないでしょうか。

 

「コア コンピタンス」まとめ

企業の「コア コンピタンス」や「ケイパビリティ」の高さは、強みとなります。

つまりは、競争で優位に立てるという事です。

業績の良い企業は、戦略的にこのような能力を向上させる為に

毎日、努力し続けているのです。

 

コア コンピタンス」は言い換えれば
企業の武器って事だから、日々の鍛錬が重要だよね。

企業の競争力という概念は
とでも重要という事がわかりました
ありがとうございました!

これで悩みが解決し、一つ成長しました。

最後までご観覧頂きありがとうございました!


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