Excel応用「金型設計で使える」重量計算機の作成方法【初心者向け】

金型の重量計算機を作ろう

単体の重量計算機が出来たので

次に、金型モールドベースのプレート重量計算機を製作します

まぁ足し算なので、後は簡単(´-ω-)

でも、新たに紹介させて頂く機能もあるので

よかったら真似して下さい(・ω・)ノ

後編-1限目:セルのレイアウトを考えよう

まずは一行に、プレートの種類、幅、長さ、厚み、重量の順で列を作成します

どっちが行でどっちが列か?については、検索して下さい(;´∀`)

例として、Futabaモールドベースの2プレートSCタイプとします

こちらの構成されたプレートの種類ですが、上から順に

・固定側取付板

・固定側型板

・可動側型板

・スペーサブロック

・エジェクタプレート上

・エジェクタプレート下

・可動側取付板

となります

エクセル 表計算

こんな感じでレイアウトしました

後編-2限目:数値、数式の入力と書式設定をしよう

幅、長さ、厚みのセルに数値を入力して

重量のセルには計算式を入力します

説明用なので、材料(比重)は鋼鉄(7.87)で固定します

エクセル 表計算

先に紹介したセルの向きとは違いますが

セルの番地が合っていれば問題なく計算されます

次に、セルの書式設定で数値の後ろに「mm」を表示させます

同じ書式設定にするセルが複数ある場合は

複数セルを選択してからセルの書式設定をする事で

まとめて設定する事が出来ます

エクセル セルの書式設定

書式設定ウィンドウについては

すでに紹介していますので割愛させて頂きます

エクセル セルの書式設定

こんな感じで一行完成しました(・ω・)ノ

後編-3限目:セルの一括コピーをしよう

次の行も同じ作業を行います!ってところですが

セルのコピー&ペースト機能を使いましょう( ゚Д゚)

エクセル コピー 貼り付け

セルをまとめて選択したら右クリックでコピーするか

Ctrl」キーを押しながら「C」でもコピーできます

貼り付け作業も同様です

貼り付けたい複数セルをまとめて選択

又は、貼り付けたい複数セルの一番左の列をまとめて選択し

右クリックで貼り付けするか

Ctrl」キーを押しながら「V」でもコピーできます

エクセル コピー 貼り付け

貼り付けたい複数セルをまとめて選択する際の注意としまして

コピーしたセルの数と貼り付けをするセルの数を合わせる

又は、貼り付けをするセルの数がその倍数になっている事です

エクセル コピー 貼り付け

この様に一気に入力が完了しました(・ω・)ノ

後編-4限目:エクセル関数~SUM~を使おう

各プレート重量の一覧がレイアウトできました

次は、全プレート重量を合計して総重量を表示させます

エクセル 関数 SUM

こんな風に

=F3+F4+F5+F6+F7+F8+F9

なんてやらないで下さいね(; ・д・´)

エクセル 関数 SUM

繋がった複数のセルの合計を求めるには

SUM」(日本語で和)というExcel関数を使用します

参考記事→「Excel 関数「 SUM 」セル範囲に含まれる数値の合計

=SUM(F3:F9)」と入力するとF3セル~F9セルの数値の合計を表示します

又、この関数は手入力ではなくボタン一発で起動します

このボタンです!探して下さい(・ω・)ノ

計算機が完成したので

実際にあるモールドベースのサイズを入力してみます

図はSC 1315 50 50 50です

エクセル 表計算

こんな感じで総重量が計算されました

※スペーサブロックは2つあるので式に*2を追加してあります

今回はここまで、次回はさらに改良していきたいと思います!

ご観覧頂きありがとうございました( `ー´)ノ

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