- この範囲の値を合計させる事はできないのかな?
- セルが離れていても、合計できるのかな?
- 関数入力が面倒。ボタン1つで出来ないかな?
こんな悩みを解決します。
最後まで読んで頂き、実践して、ここへ来なくなった頃には、
あなたはスキルアップしている事でしょう。
さて、この記事の題目は
このサイトを運営している私は、
製造業での設計歴20年以上のエンジニアです。
Excelを使って業務効率化もしています。
Excel 関数「SUM」って何?
セル範囲に含まれる数値を全て合計したい場合は、
「SUM関数」を使用します。
式の書き方は「=SUM(数値1,[数値2],…)」となります。
今回は3つの使い方を紹介させて頂きます!
1限目「SUM」の使い方:繋がったセルの合計
最初に、セルA1~A5にある数の合計をセルC3に表示させる場合を例としてみます。
セルC3に「=SUM(」まで入力します。
次の範囲の指定で「A1:A5」と入力する事でA1~A5の範囲という意味になります。
キーボード入力をするか、マウスでセルA1~A5をドラッグ選択する方法があります。
範囲を指定したら「)」を入力するか、
そのまま「Enter」キーでも自動的に入力されます。
セルA1~A5の合計1+2+3+4+5=「15」の答えがセルC3に表示されます。
2限目「SUM」の使い方:離れたセルの合計
複数の離れたセルの合計も、足し算する事が可能です!
セルA1~A5,B2,B4にある数の合計をセルC3に表示させる場合を例としてみます。
SUM 使い方1と同様にセルC3に「=SUM(」まで入力します。
次の範囲の指定で「A1:A5,B2,B4」と入力します。
「A1:A5」の入力方法はSUM 使い方1同様となります。
セルB2とB4については、それぞれ「 , 」カンマで区切る事で、
離れたセルの指定をするという事が可能となります。
マウスで選択する場合は、
繋がっているセルA1~A5はドラッグ選択をし、
セルB2とB4については、キーボードの「Ctrl」を押しながら
それぞれのセルを選択する事で、入力が可能です。
※単独セル選択と複数ドラッグ選択の組合せは自由です。
範囲を指定したら「)」を入力するか、
そのまま「Enter」キーでも自動的に入力されます。
セルA1~A5とB2とB4の合計1+2+3+4+5+6+7=「28」の答えがセルC3に表示されます。
3限目「SUM」の使い方:オートSUMで自動的に足し算
合計する範囲と同じ行列の延長線上に、合計を表示するセルがある場合
「オートSUM」のコマンドを使うのが有効です。
セルA1~A5にある数の合計をセルA6に表示させる場合を例としてみます。
A6を選択した状態で
「Σ オートSUM」をクリックすると
瞬時に式が自動入力されます。
※Excelのバージョンでアイコンの位置は違います。
ちなみに「Σ」はシグマと読み、総和を意味します。
又、「オートSUM」にはショートカットキーがあり、
「Alt」キーと「Shift」キーを押しながら「=」キーで、
同じ動作をしてくれます。
そのまま「Enter」キーで入力完了となります。
4限目「オートSUM」の使い方:注意点
「オートSUM」のコマンドでは、
選択したセルから上か左に数値が入力されていないと機能しません。
セルE5で「オートSUM」を実行した場合、
セルE2~D4の範囲が自動選択されました。
セルE2,E3の数値を削除し、セルD4で「オートSUM」を実行した場合、
セルB5~D5の範囲が自動選択されました。
セルD7で「オートSUM」を実行した場合、
セルの範囲が自動選択されませんでした。
この様に、優先順位と選択される範囲にはルールがあるので注意しましょう。
Excel 関数「SUM」まとめ
合計金額や合計人数など、
表計算を作成する際には足し算をする事が頻繁にあるといえます。
「SUM関数」は一番最初に覚えるExcel関数と言ってもよいでしょう。
又、「オートSUM」を上手に使えば、
作業効率も上がるので覚えておきましょう。
最後に、こんな事例がありましたので紹介します。
「SUM」の中で単独セル同士を足し算するというものです。
結果は問題ありませんが、この場合は「SUM」は不要です。
オートSUMというコマンドがあるくらいだから
使う場面が多いという事だね!
足し算するだけでも色々あるんだ。
いい事聞いた~ありがとう!
これで悩みが解決し、一つ成長しました。
最後までご観覧頂きありがとうございました!
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