Excel関数「COUNTIF」条件に一致するセルの個数を返す【3ステップ】

 

天気と気温をまとめているの
晴れの日が何日あったとか数えてくれたり出来ない?

条件が一致したセルの数を調べるって事だね
それなら「COUNTIF関数」で出来るよ!

 

どうも!アメビンです。

今日も娘がExcelについて悩んでいる様子です。

 

Excel関数「COUNTIF」って何?

 

条件に一致するセルの値の合計の値を返す場合は

COUNTIF」を使用します。

式の書き方は「=COUNTIF(範囲,検索条件)」となります。

早速ですが、使い方を紹介させて頂きます!

 

1限目「COUNTIF」使い方:表の作成

 

COUNTIF」は何かの結果に対して使用する関数なので

今回の天気と気温のをまとめを例として、作成プロセスを説明させて頂きます。

 

まずは「日時」「曜日」「天気」「最高気温」「最低気温」の一覧表を作成します。

Excel COUNTIF

上の赤く囲んだ部分を、下の赤く囲んだ部分で集計します。

項目を「晴れの日」「曇りの日」「雨の日」「雪の日」「最高気温」「最低気温」とします。

 

「日時」の列については「セルの書式設定」で指定をしていなければ

20**/*/*」と入力する事で、自動的に「日付」と認識します。

Excel COUNTIF

種類を変えたい場合は選択肢の中から選んで下さい。

又「ユーザー定義」でカスタマイズも可能です。

 

Excel機能について、もっと詳しく知りたい方は

Excel セルの書式設定 ユーザー定義

↑コチラをご覧ください

 

次に「曜日」の列ですが「日時」のセルの情報を使い

これに「セルの書式設定」をして「曜日」を表示させます。

Excel COUNTIF

セル「C3」でセル「B3」の情報を使う為、セル「C3」には「=B3」と入力して

セル「C3」の「セルの書式設定」では「ユーザー定義」の種類で「aaaa」と入力します。

そうする事で、「日時」に対応して「曜日」が表示されます。

 

Excel機能について、もっと詳しく知りたい方は

Excel セルの書式設定 ユーザー定義

↑コチラをご覧ください

 

次に「天気」のドロップダウンリストです。

Excel COUNTIF

データーの入力規則」で、入力値の種類を「リスト」にし、元の値に「晴れ,曇り,雨,雪」とします

 

Excel機能について、もっと詳しく知りたい方は

Excel データの入力規則 ドロップダウンリスト

↑コチラをご覧ください

 

次に「最高気温」「最低気温」です。

Excel COUNTIF

入力した数値に対して自動的に「」が付く設定をするには

セルの書式設定」の「ユーザー定義」の種類の初期値「G/標準」の後ろに「“℃”」を追記します。

よって「G/標準“℃”」となります。

 

Excel機能について、もっと詳しく知りたい方は

Excel セルの書式設定 ユーザー定義

↑コチラをご覧ください

 

下の集計部分にも細工します。

Excel COUNTIF

天気の部分は「セルの書式設定」の「ユーザー定義」の種類「@”の日”」とします。

@」は入力された文字を意味し、その後ろに「の日」と付く様になります。

 

「最高気温」は入力された数値に対して後ろに追記するので「G/標準“℃以上の日”

Excel COUNTIF

「最低気温」も同様に「G/標準“℃以下の日”」となります。

Excel COUNTIF

なぜこれらをやるのかは、後程理解して頂けると思います。

 

Excel機能について、もっと詳しく知りたい方は

Excel セルの書式設定 ユーザー定義

↑コチラをご覧ください

 

右の日数を表示するセルは「G/標準“日”」を設定して下さい。

 

以上で「COUNTIF」を使う準備が出来ました。

 

2限目「COUNTIF」使い方:式の書き方

 

ようやく本題の「COUNTIF」ですが、まずは「=COUNTIF(」までを入力し

「天気」が入力されている「範囲」を指定します。

範囲の終わりには「,」(カンマ)を入力するのがルールとなっているので

ここまでをセル名に当てはめて式を作成すると「=COUNTIF(D3:D16,」となります。

Excel COUNTIF

次に「検索条件」ですが、先程の「セルの書式設定」の「ユーザー定義」の種類で

@”の日”」を設定したセルを指定します。

表示は「晴れの日」となっていますが、関数式の中では入力されている

数字や文字そのものを判定する様になっていますので「の日」は無視され

実際に入力した「晴れ」が検索条件」となります。

 

最後は「)」を入力するのがルールとなっているので、ここまで入力して完成です。

ここまでをセル名に当てはめて式を作成すると「=COUNTIF(D3:D16,C19)」となります。

 

ご存じの方もいるかと思いますが検索条件」には直接検索する数値や文字を入力する他に

セルを指定する方法もあり、今回はこちらを採用しています。

もし、直接入力するのであれば「=COUNTIF(D3:D16,“晴れ”)」となります。

 

その下にある「曇りの日」「雨の日」「雪の日」も同様に作業します。

※コピー&ペーストする場合は注意点があるので後程、補足の説明をさせて頂きます。

 

次に「最高気温」ですが「天気」と同様に「最高気温」の「範囲」を指定します。

ここまでをセル名に当てはめて式を作成すると「=COUNTIF(E3:E16,」となります。

Excel COUNTIF

次の「検索条件」ですが、範囲内の数値と「セルの書式設定」の「ユーザー定義」の種類で

G/標準“℃以上の日”」を設定したセルの数値を比較する関数式を入力しますが

ここでは「」大なりイコールを使用して「範囲の数値 ≧ 15」をイメージして下さい。

」大なりイコールは、Excelさんは「>=」と入力しないと認識しないので修正します。

>=」は文字記号なので、数値である「15」と組合せる為に

文字を表示する際のルールである「」(ダブルクォーテーション)で挟み「&」で結合します。

こうする事で、範囲の数値が15以下になっているセルの個数をカウントしてくれます。

式は「=COUNTIF(E3:E16,”>=”&D23)」となります。

 

最後の「最低気温」も「最高気温」と同様に「範囲」を指定します。

ここまでをセル名に当てはめて式を作成すると「=COUNTIF(F3:F16,」となります。

Excel COUNTIF

次の「検索条件」ですが「最高気温」と同様です。

」小なりイコールを使用して「範囲の数値 ≦ 5」をイメージして下さい。

」小なりイコールも、Excelさんは「<=」と入力しないと認識しないので修正します。

こうする事で、範囲の数値が5以上になっているセルの個数をカウントしてくれます。

式は「=COUNTIF(F3:F16,”<=”&D24)」となります。

 

それでは、正しく機能しているか確認してみしょう。

Excel COUNTIF

集計結果のセルと該当するセルを同じく色分けをしてみると

数が一致している事が確認できましたね。

 

以上で、完成となります。

 

3限目「COUNTIF」使い方:補足

 

コピー&ペーストする場合の注意点ですが

貼付け元から、貼り付け先のセル移動量が

関数式で指定した、セルやセル範囲に影響してしまう事です。

Excel COUNTIF

検索条件のセルは良いのですが、範囲が移動してしまうのは困りますね・・・

そこで、セルのアドレスを固定する技を使います。

関数式で入力したセル名の固定させたい列(縦)と

行(横)の前に「$」を挿入します

Excel COUNTIF

式は「=COUNTIF($D$3:$D$16,C19)」となります。

修正後にセルをコピー&ペーストすると

Excel COUNTIF

検索条件のセルは移動し、範囲指定したセルは移動しませんでした。

 

ちなみに「$」を付加する部分は行だけ、列だけというのも可能です。

役に立つ場面が今後も出てくると思うので、覚えておきましょう。

 

Excel関数「COUNTIF」まとめ

 

COUNTIF」を使う事で、人が条件に一致した部分を調べて数えていた事を

Excelさんが代わりに検索して、数える仕組みを作る事が出来るので、作業効率が上がります。

 

これで結果の仕分けが簡単になったね!

検索条件を色々考えて
オリジナルの集計表作ってみるよ
ありがとう!

これで悩みが解決し、一つ成長しました。

最後までご観覧頂きありがとうございました!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました